解体業者の選び方

故人が遺したもの。そのひとつとして遺品があります。大切な人を亡くしたという人の中には、故人の遺品を整理できずにそのまま残しているという人も少なくありません。
大切な人が遺したものであるからこそ、これを整理する際には信頼のおける業者にその作業を依頼したいというのは当然の思いです。
そこで今回は、遺品整理を業者に頼む時の大切な4つのポイントをご紹介したいと思います。遺品整理をお考えの方はぜひとも参考にしてください。

【遺品整理】業者に頼むといくらかかる？

遺品整理を自分で行うとなると、これは思っている以上に大変なものです。“大変”というのは、遺品の量が多いために労力や時間を要するという意味だけでありません。
遺品整理代行を利用する人たちがその理由として多く挙げるのが、「遺品を整理する際に故人を思い出して辛いから」というものです。
遺品整理代行を利用する理由はさまざまあるかと思いますが、いずれにせよ気になるのはその料金でしょう。
遺品整理代行の利用を検討している人のためにも、ここでその料金相場をお伝えしたいと思います。

遺品整理代行の料金相場一覧

遺品整理代行サービスの料金相場は以下の通りです。これは「料金相場」ですので、あくまで参考としてご確認ください。



遺品整理代行の料金は基本的に部屋の広さによって決まります。作業するお宅の間取りがいわば、「基本料金」ということになります。
表をみていただいて分かる通り、各間取りの料金に幅がみられますが、これは処分する遺品の量によるものです。同じ間取りであっても、処分する遺品が少なければ、当然それだけ料金は安くなります。

遺品整理を業者に頼む時のポイント

後悔のない遺品整理を行うためにも、これからお伝えする4つのポイントをしっかりと押さえて、良心的な業者にその作業を依頼しましょう。

①協会認定の優良業者を選ぶ

遺品整理代行サービスを利用する際には、必ず遺品整理士認定協会に「優良事業所」として認定された業者を選びましょう。
この優良事業所に認定されるには、相当に高い水準のサービスを提供する業者でなければなりません。そのため、この認定を受けている業者であれば、安心して作業を任せられることでしょう。
また、優良事業所に認定されているということは、遺品整理士の資格を持つスタッフが在籍しているということになります。ですから、優良事業所であればプロフェッショナルの仕事をしてくれると考えて差し支えありません。

②見積もり料金や作業内容を明確に提示しているか

業者に作業を依頼する際、その費用を事前に把握する上で見積もりは非常に大切なものです。しかし、この見積もりもただ料金を提示すればよいわけではありません。見積書は作業の依頼者が見積もり内容をきちんと理解できるように、分かりやすく詳細に記されているべきものです。そのため、見積書の作業項目が極端に少ない場合 (例えば「遺品整理作業一式」などと諸作業を一括りにしている) 、その業者の利用は避けた方が無難です。

③訪問見積もりをしてくれるか

見積もりによって事前にその作業にかかる料金を把握することになりますが、訪問見積もりではより正確な料金を把握することができます。
作業後に予想外の料金請求に遭わないためにも、訪問見積もりに応じてくれる業者を選びましょう。
電話やメールだけで見積もりを出そうとする業者は論外です。最悪の場合、悪質な業者の可能性も否定できませんから、こうした業者は利用してはいけません。

④問い合わせ時や見積もり時の対応が丁寧か

「問い合わせ」や「見積もり」。ここがその業者の本質を窺えるところといえます。問い合わせや見積もりの時点で横柄であったり、親身ではない印象を受けた場合には、他の業者の利用を考えた方がよいでしょう。
また、「スタッフ同士で情報の共有ができているか」や「見積もりを出したスタッフが当日の作業も担当するか」などという業者の体制も必ずチェックしておきましょう。

終わりに

遺品整理は故人を偲ぶための大切なことです。それだけに、信頼のおける業者に遺品整理の代行を依頼しましょう。そのためには、今回ご紹介した4つのポイントをしっかりと押さえた上で、遺品整理代行の料金相場も把握しておきましょう。
あなたの大切な人の遺品整理が有意義なものとなるよう、本記事を良心的な業者をみつけるその足がかりにしてください。