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はい。解体業者には必要な資格があります。ところが残念なことに、必要な資格を持たずに解体業を営んでいる悪徳業者も存在します。万が一そんな業者にお願いをしてしまった場合、トラブルが起きたときの責任をご依頼者様が負わなければいけなくなる危険性があります。そういったトラブルに巻き込まれないために、解体業者が持っておくべき資格についてしっかりと理解しておきましょう。

解体業者が持つべき資格

解体業者が持つべき資格には以下があります。

解体工事業登録

この資格は、県内に事務所を構える解体業者のみ仕事を請け負えるという制度です。県内の500万円未満の解体工事を行う場合に有効です。他の件で解体工事を請け負う場合は、その県の役所に新しく申請をする必要があります。

建設業許可

この資格があれば、契約金が500万円以上の工事を全国どこでも行うことができます。

解体工事施工技士

この資格は、分別解体、リサイクルに関する専門知識や技量を持つ人が得られる解体工事の総合的な資格です。この資格を持つには、学歴や実務経験なども必要になります。

その他の資格

ほかにも「産業廃棄物収集運搬業」や「産業廃棄物中間処理業」などの資格があります。これらを持っている業者は、解体工事で出た廃棄物を運ぶ際に別業者に頼む必要がないため、工事費がお得になる場合もあります。

まとめ

解体業者を選ぶときは、持つべき資格の記載がホームページあるか確認し、記載がない場合は電話などで確認を行いましょう。