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解体工事では予期せぬ事態が起こり、追加料金がかかってしまう場合があります。「工事後に追加料金を請求されて、用意が無くて困った！」ということにならないように、どのような場合に追加料金が取られるのか把握しておきましょう。

追加料金がかかるケース

一般的に、追加料金がかかるのは以下のケースです。

地中に埋まった浄化槽や古井戸が出てきた

解体前は分からなくても、解体工事を進めていくと地中から浄化槽や古井戸などが出てくる場合があります。その場合、専用の重機を用意したり人件費がかかったりするため、追加料金が発生します。

見積時には無かった廃棄物が増えていた

解体業者に家財道具などの廃棄物を処分してもらう場合、処分料がかかります。事前の現地調査の際にその量を見て見積金額を出してもらいますが、見積りの後に処分品が増えていた場合、その分追加料金が発生します。

近隣とのトラブルが発生した

解体工事ではドリルや重機を使うことによる騒音、振動がどうしても発生します。「粉塵が窓から入ってきた」「騒音や振動が生活の妨げになる」などの苦情が多いと、やむ負えず工事を停止しなければならないこともあります。このようなトラブルで工事が伸びてしまった場合、その分作業員の拘束時間も増え、人件費が高くなるため、追加料金が発生します。

まとめ

解体工事では、追加料金が発生するケースがあります。予期せぬ事態に備え事前の見積金額よりも少し多めに用意しておくと安心です。また、業者の中には安い見積金額を出しておきながら、工事後に追加料金を請求してくる悪徳業者もいますので充分に警戒しましょう。