サポート

金額が高くなるケースはいくつかあります。新築工事の場合、かかった材料費が工事費用に影響してきますが、解体工事の費用のほとんどは、作業の効率性によって変わってきます。

解体工事費が高くなるケース

以下で解体工事費が高くなるケースを紹介します。

躯体の構造

例えば木造などの柔らかい構造の建物は安く、鉄筋コンクリート造などの頑丈な作りの建物は高くなります。解体費用の相場は、おおむね坪単価で決まっています。木造の場合大体坪単価4～5万円、軽量鉄骨造の場合大体坪単価6～7万円、鉄筋コンクリート造の場合大体坪単価7～8万円です。

工事現場周辺の状況

閑静な住宅街は、振動や防音、粉塵など近隣に迷惑にならないように対策をしなければいけないことから、費用が高くなる傾向にあります。また、施工場所に隣の建物が近接している場合も費用が高くなる傾向にあります。工事前に近隣の建物の調査を念入りに行う必要があるからです。

道路の状況

解体費用には周辺の道路の状況も関わってきます。工事現場に隣接している道路が狭い場合は重機を使えず手作業になるため、費用が高くなります。

アスベスト除去工事の場合

アスベストが建物に使われている場合、アスベストを除去するための特別な作業が必要になってくるため、解体費用が上がります。

地中障害撤去工事の場合

地面の中に昔の建物の残骸などの地中障害物が残っている場合、追加の除去費用がかかってくるため、解体費用が上がります。

まとめ

このように、解体費用を高くする原因は様々です。工事前に現場の状況を把握し、工事費用が高くなる要素はないか確認しておくと、適切な工事費用のプランが立てられるでしょう。