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解体業者の選び方

初めての解体工事に備えて!トラブル対策をしっかりしよう

今まで住み慣れた家を、心機一転、新しくリフォームしようと思った時に問題なのはトラブルです。解体工事となると騒音が一番気になるところだと思います。確かに、近隣で工事が行われていると大きな音に頭を抱えた経験がある人は多いでしょう。もし、自分が解体工事をするとなった時に、やはりそのようなトラブルは避けたいところです。しかし、問題視するべきことは騒音だけではありません。ここでは、解体工事におけるトラブルを紹介していきます。

建物の耐久年数は少なくて20年と言われています。もちろんこれはその建物の構造にもよりますが、いつかは脆くなって崩れ始めてしまいます。そんな時に解体工事を行い部分的、もしくは全体を新しくすることでまたその土地に長く住むことができるようになります。しかし、人生においてそんなに多く経験することはないでしょう。そんなものに付き物なのはトラブルです。騒音は簡単に思いつきますがその他にも沢山トラブルの原因となりそうなものが潜んでいます。それをあらかじめ知っておくことでリスクマネジメントをしていきましょう。

 

解体工事前に発生するトラブル


ここでは、解体工事そのものの前に発生する可能性のあるトラブルを紹介していきます。

近隣への挨拶


今まで述べていたように、解体工事のトラブルというとまず最初に騒音を思い浮かべると思います。そこで近隣の住民の方への挨拶は必要不可欠です。住民の方にかかる迷惑とは、先に述べた通り騒音もありますが、解体をする上で必ず発生してしまう振動や道路の使用など、思っていたより挙げられます。しかし、そこでご協力をお願いし、またご迷惑をかけることを謝る為の挨拶を怠ってしまうと、やはりトラブルに繋がってしまいます。昨今、騒音は公害として大きく問題として取り上げられています。ここはしっかり挨拶をしましょう。

解体業者


解体業者に全てを任せる、解体工事ではありますが、その業者ともトラブルが発生する可能性があります。まず、足場や養生の組み立てがしっかりなっていないことがあります。解体工事は、建物の周りに足場と養生を組み、そこを行き来します。そのため、安全性がとても大切になるのですが、その足場がしっかり組まれていないと事故を引き起こすのはもちろん、近隣の方への迷惑にもなります。
業者に頼りきりにならずに、自分でしっかり中身を見ることも大切です。

 

解体工事中に発生するトラブル


次に、解体工事中に発生する可能性のあるトラブルを紹介していきます。

騒音


やはり、トラブルとして真っ先に述べるべきは騒音です。解体工事には重機を用いる為、騒音や振動は必然的に発生してしまいます。そのために、まず真っ先にすることは近隣住民の方への挨拶です。

しかし、その上で、工事をしても良い時間というものが騒音規制法で決まっています。第1号区域と呼ばれる商業地や住宅地においては朝7時から夜19時まで、そして第2号区域と呼ばれる工業地帯では朝6時から夜22時までとされています。それでも、朝7時から夜19時まで大きな音が鳴っているというのはやはりストレスになりかねません。やはり、挨拶は必須です。

また、路上駐車などによるトラブルも発生しがちです。あまり広くない道に、業者の大きな車が停まっていると対向車が順番に通らなければならなくなるなど、そこで通常より時間のロスがおこり、それがトラブルにつながる可能性があります。解体業者の方にはしっかしコインパーキングなどに車を停めてもらうことをオススメします。

解体業者とのトラブル


いざ、解体工事を始めてみると、解体業者と自分の想像との差異に気が付くことがあります。そのトラブルを回避するために、しっかりと残して欲しいところ、解体して欲しいところを書面などの文字として起こしてエビデンスを取ることを忘れないようにしましょう。

また、業者の方の態度の悪さなどもあります。路上での喫煙やマナーのなさが近隣住民の方にとってストレスになる可能性があります。そのような場面を見かけた時はしっかりと注意することが大切です。

公共物


公共物の破損や隣の家の所有物を傷つけてしまうことも可能性としてあります。一番はトラブルを起こさないことではありますが、公共物に関してはすぐ自治体などに連絡をいれ、隣の家の方のものを破損してしまった場合は民事なので話し合いの元、基本的には弁償という形で解決します。

 

解体工事後に発生するトラブル


最後に解体工事後に発生するトラブルを紹介します。

不法投棄


解体工事を行う中で発生した、ゴミや資材などはその地域ごとにしっかり分別して捨てることが決められています。しかし、業者が不法投棄をしてしまう場合があります。廃棄物処理法に則ってしっかり対応しているかのチェックは欠かせません。

工事内容のミス


あらかじめ打ち合わせしたはずなのに思った通りになっていないということも無くはありません。これについては、先にも述べた通り、しっかりとエビデンスを取ることが大切です。もちろん全て頼んだ通りに行けばいいのですが、そう上手く行かなかった際にその文章を照らし合わせながら話し合いをすることができるようになります。

 

まとめ


いかがでしたか。
トラブルというものはいつ何時でもおこる可能性があります。そのトラブルに対するリスクマネジメントとして、どんな些細なことでもしっかり行うことが大切になってきます。トラブルゼロで気持ちの良い解体工事完了を迎えましょう。

2020.12.8